こんにちは、天野です。令和7年も10月に入りました、年内あと3ヶ月ですね。
昨日は弊社の期首研修会でした。午後の研修では、理央周先生からは先生が懇意にされている横山信弘氏の「予財管理(目標を絶対達成するために、目標の2倍の予材を仕込んでおく考え方)」の紹介がありました。
さて、事業環境変化が激しい中、よく言われるのが【差別化】。...物価高、供給が需要を上回る市場にあって、消費者の消費行動はますます多様化しています。
他社・他店との差別化は大切ですが、その前提は、目の前の【顧客の満足度アップ(楽しく消費してもらう・買物を楽しんでもらう)】という視点。
「価格訴求」には限界がありますし、商品・サービスの「機能的価値」だけで差別化を図るのも大変。また機能的価値は、技術革新が進むと陳腐化してしまいます。...そこで意識したいのが【感情的価値・満足】。
■今日のテーマは『10~11月で秋冬向けお任せ什器に変更!』
一般的に「購入の8割、購入アイテムの8割は店頭で決まる!」と言われており、消費者の最終的な購買決定に店頭が果たす役割は非常に大きいです。
10月に入り、食品スーパーでも店頭が季節変わりの陳列(旬な食材、鍋物、季節イベントの訴求など)に変わってきています。季節感を打つ出すことで、「そろそろかな」「これは気になる」「購入しようかな」の感情が生まれます。
弊社では、10~11月にお取引調剤薬局様での【お任せ什器】を秋冬バージョンに変更させていただきます。
合わせて、受付カウンターにも「ハンドクリーム」「アセトアミノフェンと風邪専用の補助ドリンク剤」展開を。
せっかく月に1回来局される患者さんの平均12分の調剤待ち時間を、処方箋だけに終わらない会話や、季節商品の購入につなげていただきたいです。
ハンドクリームの【試塗り】や、アミノ高麗紅参液の【試飲】は患者さんにとても喜ばれますし、購入にもつながります^^
小さな積み重ねが(その計が)、【差別化】につながりますので、この機会にお勧めします。
令和7年10月2日(第1294号)