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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

補聴器に慣れる為の調整・アフターフォロー!【患者さん・地域に根差したコミュニティ薬局の物販、OTC、聞こえの相談会開催の支援!】

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こんにちは、天野です。9月も残すところ1週間、朝晩ようやく秋を感じる様になりましたね。気象庁の10~12月予報では、10月は全国的に平年より気温が高めで、11月のいずれかに急に気温が下がり短い秋に。

2025年の夏は過去最高だった23、24年度を上回る記録的猛暑・酷暑でした。今年はより一層の秋バテ(夏に蓄積された疲れ、朝晩の気温差による自律神経の乱れ、倦怠感、胃腸の不調)対策が必要ですね!

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さて先週末に、日経新聞に「医療用薬の市販転用が2025年は過去最多に」記事。

◆医療用医薬品を市販薬に切り替える動きが加速しており、2025年は既に5種類が承認された。

◆医療機関の受診頻度が高い日本で、軽い不調には市販薬を活用して自分で対応するセルフメディケーションが広がれば、持続可能な医療制度・医療費の削減につながる。

◆8月には、足かけ9年かかって緊急避妊薬の市販が厚生労働省専門部会で了承され承認を控えますが、スイッチ緊急避妊薬は薬剤師自身の「役割」や「存在感」を示す試金石になってきます。

■今日のテーマは『補聴器に慣れる為の調整・アフターフォロー!』

今月の「お得意様各位」に書きましたが、ヒアリングフレイル(加齢や病気で聴覚機能が衰え、生活の質が低下した状態)という言葉が一般的になってきました。

弊社が補聴器専門商社シンコムと補聴器事業に取り組み始めた14年前は、深刻な難聴の方がつけるイメージが強かったですが、超高齢社会となりお元気でも聞こえの問題を抱える方が非常に増え、身近な問題に。

DSC_1201補聴器.JPG弊社では、お取引薬局様・調剤薬局様を通じて、累計6,700台超のオーダーメイド補聴器を納品していますが、

★一般的に、お客様が悩まれるのはどこで相談していいのか分からないこと(補聴器は安いものではないので信頼できる先で相談や購入したいものです)。

★聞こえが徐々に悪くなる加齢性難聴は、自分で気づきにくいので定期的な聴力検査やご家族からの勧めも大切。

★そして大事なことですが、補聴器は作ったら終わりでなく、その補聴器に慣れていく為の調整・アフターフォローが不可欠(定期的なフォローがない為にせっかく作った補聴器を使っていない方も多い)。

 

令和8年9月23日(第1293号)

調剤薬局の皆様へ