こんにちは、天野です。今年も暑い夏を迎えようとしていますが、6~8月は2020年までの30年平均より2度近くも高い(!)、3年連続の猛暑予想です。
NHKが、厳しい病院経営の実態を伝える総力取材番組を連続で。...6/1・NHKスペシャル「医療限界社会 追いつめられた病院の現実」、6/2・クローズアップ現代「都市部で中核病院が閉鎖。赤字経営と医師不足の現場に迫る」。医療財政が厳しくなっている現状にあって、非常に考えさせられる番組でした。
◆年齢を重ねるごとに徐々に聞こえが悪くなる加齢性難聴。放置するとコミュニケーション能力の低下、認知症、うつ病リスクなどが上昇する。
◆先進国の中で、日本は中国に次いで補聴器の普及率が低い現実。
◆難聴は「ほほ笑みの病」とも言われる。聞き取るのが面倒臭くなり、笑って会話をやり過ごす人が多いから。
◆補聴器を購入して使えばすぐ聞こえが良くなるものではなく、検査と調整を繰り返していくことが不可欠。
■今日のテーマは『健サポが認定薬局に。聞こえの相談会を!②』
昨春の調剤報酬改定で地域支援体制加算に健サポ要件のOTC48薬効が加わり、約半分の薬局が配置したわけですが、利用・活用はまだまだこれからという現状です。そこに、先月の改正薬機法で、健康サポート薬局の名称が【健康増進支援薬局】に改められ、認定薬局に格上げになり、未病・予防の拠点に。
未病・予防の拠点になっていくことは今後の自店の存在価値にもつながります。そこにはセルフメディケーション推進、OTC薬の活用・販売も関わってきます。
上記の「加齢性難聴に補聴器を」に関連しますが、弊社が補聴器事業を始めて13年。
★お取引のある薬局様に「聞こえの専門相談員」を派遣しての【聞こえの相談会】での丁寧な検査と聞こえの改善を通じての補聴器のご購入は累計6,440台を超えました。
★調剤薬局と補聴器はとても親和性が高いです。
★愛知県薬剤師会の健康サポート薬局研修Aのまとめで、弊社のお取引薬局様の事例を毎回お話ししますが、【①物販】【②OTC48薬効】【➂補聴器】の3点があることで、有形・無形のメリットが生まれます。
令和7年6月3日(第1278号)