こんにちは、天野です。今日はジメジメした感じで最高気温も30℃超え。夏の暑さに慣れるには、梅雨前から「暑熱順化」を始めるのが効果的と言われています。私も先週末は久しぶりによく歩きました^^
さて、今朝の日経流通新聞に気になる記事が2つ。...1つは「開いてます、過疎地のローソン」。ローソンが競合チェーンが敬遠する過疎地への出店に挑み、買い物難民の需要を総取り。畳部屋の様なイートインスペースを作って交流拠点にもなり、国内小売業が直面する人口減少への「解」にもなり得る。
もう1つは、日経のトレンドマップ2025上半期。消費トレンド分野で1位になったのは「アクティブシニア世代」。...積極的に趣味を楽しみ、活発に社会と関わることを重視する前期高齢者。
【健康寿命:男性72,5歳、女性が75,4歳】が少しずつ伸びており、健康に気を配りつつ元気に暮らしたいシニアのニーズに寄り添うサービスや商品が今後ますます求められますね!
今年も厳しい猛暑が予想されますが、地域に根差した薬局としては何が出来るでしょうか?、何か提供できるでしょうか?
■今日のテーマは『健サポが認定薬局に。聞こえの相談会開催を!』
ご承知の様に、先週、参議院で改正薬機法が可決・成立しました。...その中で、これまで届出制だった健康サポート薬局は名称を【健康増進支援薬局】に改め、認定薬局に格上げ。今後は、地域連携薬局は主に在宅関連、健康増進支援薬局は未病・予防の拠点として棲み分けを図っていくことに。
来月には、愛知県薬剤師会でも健康サポート薬局研修があり、私の部会(開局部会)が担当しますが、自店の在り方を短期的な対応だけでなく5年~10年スパンで考えていく必要があると思います。
私が「健康サポート薬局研修A」のまとめでいつもお話ししていますのは、、
1.物販があると、処方箋薬を渡して終わりでない関係性が出来る。調剤待ちの間に色々な話ができるし、売上も。
2.OTC48薬効についても、1個ずつの陳列ではなく、需要が多い「かぜ薬」「解熱鎮痛薬」「目薬」などは3~4箱とか、2~3種類置いていくと購入されやすい。
3.健康でも聞こえの悩みをお持ちの方が非常に増えており、【聞こえの相談会】【補聴器体験】の開催は調剤薬局と非常に親和性が高いです。
令和7年5月21日(第1276号)