こんにちは、天野です。3月は春の陽気でスタートしましたが、一転して寒の戻りで寒いですね。
さて、日本では約2800万人が腰痛に悩まされ、8割が原因不明。ポイントは筋肉と骨にあり、運動不足による衰えや、誤った体の使い方など、加齢等で老化・変形した骨による腰痛は、中高年に多い「変形性脊椎症」やクッションの働きをする椎間板が飛び出して神経を圧迫する「椎間板ヘルニア」など。...私も長年腰痛に悩まされましたが、この10年は軽めの筋トレ習慣等で抑えています^^
今朝の日経新聞に、医療機関が処方する解熱鎮痛薬や湿布薬の価格が、ほぼ同成分の市販薬の10分の1との民間調査結果記事が掲載。
◆ドラッグストアで市販薬を買うより病院で薬をもらう方が割安で済むため(調剤技術料等含めても)、過剰受診が医療費増大につながっている。
◆症状の軽い患者は市販薬で対応するセルフメディケーションが徐々にひろがっているが、価格差があり過ぎるとこの流れを妨げる。
◆少数与党の国会で維新の会が「OTC類似薬」の保険適用除外を主張し、OTC類似薬への注目が高まっている。
■今日のテーマは『OTC48薬を備蓄でなく、生かす・販売する!』
愛知県薬剤師会開局部会では、再来週3/16(日)に今年度3回目となるOTC研修会(頼られる薬剤師になろうシリーズ)を開催します。
第2回研修会の締めでは、「愛知県においても、先の調剤報酬改定の影響で、50%超の会員薬局さんがOTCを48薬効以上揃えられましたが、これからはそれをどう活用・利用するかですね」とお話ししました。
★実際、物販が何もなく、ただ48薬効だけ棚に並べてある薬局さんでは何も動いていない場合が多い。
★物販が売れている(患者さんと処方箋以外のやりとりがある)薬局さんでは、48薬効が並んでいると患者さんからの質問があったり、少しずつ売れています。
★48薬効についても、全て1つだけ並べるのではなく、需要があり、手に取ってもらいやすい解熱鎮痛薬・風邪薬・鼻炎薬・目薬などは3~5箱並べている薬局さんでは、コンスタントに動いています。
令和7年3月4日(第1265号)