こんにちは、天野です。2月も残り数日となりましたが、本当に寒かったですね。3月は一転して春本番のスタートとなり、スギ花粉飛散量が一気に増えそうですが、寒の戻りもあり、気温差が大きい三寒四温になりそうです。
生活必需品の値上がりがなかなか落ち着きませんね(長年にわたり"物価の優等生"と言われた卵や、バナナも)。個人的には会社近くのラーメン店の具材の減り様が気になる一方で、餃子の王将はこの3年で実に5度の値上げをしても具材・品質向上で客数が伸びている記事を見ると、消費者に受け入れられる価値向上がカギですね。
さて先日、厚労省は次期薬機法改正において、これまで届出制で件数が伸び悩んでいた健康サポート薬局(令和6年9月末で3232件)について、「健康増進支援薬局」として認定薬局に加える(カサ上げする)考えを示しました。
調剤薬局においてもOTC薬の必要性が言われ、先の調剤報酬改定の結果、50%以上の薬局がOTC48薬効以上を揃える形にはなりましたが、、
まだ形ばかりであり、今後は物販・OTCをどう活用していくのか?、が大きな課題です。
■今日のテーマは『コミュニケーションの為の、試塗り・試飲!②』
その一つとして、双方向のコミュニケーションは必須です。また自然なコミュニケーションが生まれやすい店頭の雰囲気も大切。...調剤薬局においても、忙しい中にあってもアナログ的な魅力は必要不可欠になりますね。
前回(第1263号)書きましたが、試塗り・試飲は【コミュニケーションツール】です!!
★ここにきて、調剤待ちの患者さんへ、ハンドクリームの【試塗り】を実施される薬局様が増えてきて、販売個数も月に12個~24個単位が多くなってきました。
★お手頃価格の北海道黒豆茶や、国産有機しょうが湯については、【試飲日】を決めて実施しておられる薬局様では、当日だけで20個、30個の販売事例をお聞きしています。
★単価が高めのリンクルクリームやアミノ高麗紅参液については、上記の様なレベルにはなかなかいきませんが、【試塗り】【試供品手渡し】【試飲】を定期的・継続的にすることが大切だと思います。
令和7年2月26日(第1264号)