医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

地域支援体制加算にOTC48薬効追加の意味⑥【患者さん・地域に根差したコミュニティ薬局の物販、OTC、聞こえの相談会開催の支援!】

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こんにちは、天野です。今週は、日中は春らしい暖かい日が続いていますね。

さて、令和6年度調剤報酬改定の地域支援体制加算に健サポ要件のOTC48薬効が追加以降、弊社へのお問い合わせやHPへのアクセスが非常に増えていますが、そこには色々な温度差も感じています。しかし、今回が「変化の始まりである!」でいうことは間違いないか...、と思います。

20240401_092107AMANO什器と48薬効陳列②.JPG先ごろNPhA(日本保険薬局協会)が公表した健康サポー薬局届出薬局に対する会員薬局アンケートでは、、

◆6割が収益面のメリットはないと回答。

◆収益面以外のメリットについては約4割が特になしと回答している一方で、「処方箋なしでも来局する人が増えた」「患者からの質問・会話が増えた」「スタッフの意識が向上した」「患者満足度の向上に寄与している」等の意見が多くみられた。

◆OTC48薬効でよく売れるカテゴリーは、解熱鎮痛薬、かぜ薬、整腸薬、目薬など。

◆逆に売れていないのは、動脈硬化用薬、禁煙補助剤、殺虫剤、小児用鎮静薬。

■今日のテーマは『地域支援体制加算にOTC48薬効追加の意味⑥』

上記に書きました温度差。...今回のOTC48薬効に対して、決められたOTC品目だけにとどまらず、これを契機に物販への取り組みを積極的にしていこうと決められた薬局様・企業様。

逆に、安くOTC48薬効セットを購入できればいい・備蓄だけしておけばいいというスタンスの薬局様。そして、地域支援体制加算を算定してないので何もやらない・変えないという薬局様...。

20230314_174716~2アミノ液、青汁.JPG今後の調剤薬局の経営面を考えた時、調剤だけの「患者数(処方箋枚数)×単価(一枚当たりの収益)」で全経費を賄えていけるのでしょうか?

★今後の自社・自店はどういう方向に向かって進んでいくのでしょうか?

★その過程では、薬剤師さん・スタッフさんにはどんなことが求められるのでしょうか(患者さん・顧客目線で)?

★どういう道筋を立てて、どうやって、みんなでその方向性を共有していけばよいのでしょうか?

その前提には、処方箋総枚数がピークを迎える中で、患者さんのリピート(再来店)率を上げること、そしてご購入単価を上げることが不可欠!、があります。

令和6年4月11日(第1216号)

調剤薬局の皆様へ