医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

消費行動、リピート購入率を上げていく!【患者さん・地域に根差したコミュニティ薬局のOTC、物販、健康イベント支援No.1】

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こんにちは、天野です。季節外れの暖かさですね(5月上旬並み)、花粉症の方は大変。

思わぬ長期化したコロナ禍ですが、来週月曜日(13日)から、マスク着用が個人判断に。小売り・サービス業や、医療機関などではまだまだですが、社会経済活動の正常化に向けた動きは少しずつ前に。

20230308_172929お薬マーク.JPGさて、調査会社インテージヘルスケアによると、2022年度のOTC薬の販売額は前年7%増加。特に、コロナ禍で落ち込んだ風邪関連薬は20%増(中国本土の風邪薬の品薄影響もあり)、解熱鎮痛薬は11%増。

従来型の相談薬局・薬店さんの店舗数が減り続け、消費者のOTC薬購入場所の大半がドラッグストアになっているのが現状です。

一方、ほとんどの調剤薬局には、何もOTC薬が並んでいないのが現状で、行政や規制改革会議からの批判も強い。

処方箋以外の患者さんとのコミュニケーション作りの為にも、急な需要があるOTC薬(解熱鎮痛薬、下痢止め、酔い止め、鼻炎薬、シップ薬など)を準備しておくことは、自店のプレゼンス向上にも繋がります。

■今日のテーマは、『消費行動、リピート購入率を上げていく!』

先日の薬事日報の「2030年の薬局・薬剤師業務はどう変わる?」で、ファルメディコ社長の狭間研至先生は、①決まり切った作業の機械化が進む、②薬剤師の服薬後のフォロー、処方薬だけでなくOTC・機能性食品・食品などの提供、③セルフメディケーションの充実、...を上げ、調剤薬局は5万軒程度を予想(現在は6万軒)。

今後ますます大切になるのは、リピーター確保のための【顧客対応】であり、【再来店対策】。

20230302_1559562023年春夏什器.JPG目の前の自店の顧客層はどうでしょうか?

★一般的に、若年層は色々なお店に行きたい傾向が強い。年齢を重ねるごとの同じ店に行く傾向が高まるが、高齢者は来店間隔が空いたり、購入するものが固定しがち。

調剤待ちの患者さんの消費行動はどうでしょうか?

★定期的な売場の変化や、店頭でのちょっとした会話がないと、顧客は同じ行動しか取らず、消費行動を取りづらい(新たなもの・余分なものを購入しない)。

リピート購入率を上げていくためにはどうでしょうか?...お客さん・患者さん目線で考え、「P⇒D⇒C⇒A」サイクルを回していきましょう!!

 

令和5年3月9日(第1110号)

調剤薬局の皆様へ