医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【コミュニティ薬局】【三方良し】なくては困る街の健康相談店・処方箋がなくても気軽に寄れる調剤薬局

  • 投稿日:

こんにちは、天野晃治(Cozy)です。一気に猛暑モードになって、今日で5日連続ですね(大汗!)。体力的にも思考的にも、暑さに負けぬマインド&パワーアップでいきましょう アップ

さて、先日の日本薬剤師会定時総会は、薬剤師の危機感が高まる会合になった様です。

●政治的決着による一般用医薬品のネット販売全面解禁問題。

●本格的な議論が始まる診療(調剤)報酬改定を前にしての、調剤報酬への風当たり・分業バッシングへの対応問題。

●大手調剤チェーンによる“出店マネーパワー”への不満など。

3年後・5年後はどうなっているのか?どんな薬剤師像・薬局像がのぞまれているのか?

昨日、金城学院(中学・高校・大学)の理事長先生が弊社にお越しになり、雑談の中で、「昔は、近所に色々と相談できる薬局が必ずありましたね。」、「いつぐらいから、そういうお店がなくなったんでしょうか。」と。。。

これからの高齢社会・半径500m商圏時代において、“気楽に寄れて、調剤だけでなく、色々と相談できるコミュニティ薬局”や、“そういう考えが基本にある薬剤師”は必ず重宝されます…と、申し上げました。

■今日のテーマは、『フューチャーペーシング』 目

今日は、その話にも関連しますが、先週の弊社研修会で片山先生から教わったフューチャーペーシング【未来の姿を共有する】について。

★お互いの信頼関係をもとに、お客さんの現状課題を認識し、【より良い未来の姿】を描き、共有し、一緒にそのゴールを目指す良きアドバイザーになっていく。

★漠然とした対応しか出来ないとか、御用聞きではなく、もっとお客さんに寄り添った・提案型アドバイザー的存在になればこそ、必要とされる。また、単なる価格競争からも抜け出せる ビックリマーク

例として、

◎単なる靴を売る店員なのか、そのお客さんの話を聞き出し、「上高地を歩かれるのだったら、こうした靴の方が…。」

◎単に「今年はこれが流行りです」と言う店員なのか、お客さんの話を聞き出し、「念願のイタリア旅行で、あの町並みを歩かれるのだったら、こちらの服が…。」

現状・課題を聞き出し、近い将来のありたい姿を共に描き、共有しながら、提案していく。そうすることで色々な話が広がっていきますね 合格

目の前のお客さんにはどんな現状・ストーリーがあるのでしょうか?

★ずっと貧血気味で疲れやすい。大病をして以降、体力が落ちてしまった。

★口臭が気になっている。口内のネバネバ感が気になる。

★散歩するなど、歩いて鍛えないといけないが、膝が痛くあまり出歩けない。

★耳鼻科へ行くほどでもないが、少し難聴気味で聞きづらい。

【今日の質問】

お客さんの悩みや願望は何でしょうか?どんなアドバイス・お手伝いが出来るでしょうか?

2013年7月11日(Vol.152)

天野商事株式会社   代表取締役 

  

栄ミナミ男声合唱団   所属(幹事)

金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事

調剤薬局の皆様へ