医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【いきいき健康提案】【三方良し】なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局へ

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こんにちは。天野晃治です。ロンドン五輪の13日め、レスリング女子63キロ級・伊調馨選手の五輪三連覇、48キロ級・最初で最後の五輪挑戦の小原日登美選手の執念の金メダル!素晴らしかったですね(^^)。

■今日のテーマは、『それぞれの“解(正解)”』 !! 

さて、昨日のボランタリーチェーン“N”の秋季展示会での話です。ドラッグストアは16250店を超え、商圏がどんどん狭まり、価格競争・他業態との顧客獲得競争が激化。業態としては、日用雑貨・食品のウエイトをますます上げ、「専門性」よりも「便利性・安さ」へますます拍車をかけていくような話でした。

最近、競合のドラッグストアだけでなく、スーパー・コンビニとの競合になってきているドラッグストアにとっては、それが“解(正解)”なのかもしれません。

弊社はそことは、以前から1品だけのお付き合いですが、出品していた他のPBメーカー社長さんからは「専用のPB品なのに数量の保証がない」とか「せっかくOTC品では早めの投入をしたのに、後から同じ様な類似品を入れられて値段だけ落とさせられる」との嘆き節も。

超高齢社会に突入している日本。総需要が伸びないのに、デフレ・顧客争奪戦だけが“解”なのか?短期的にはいざ知らず、長期的な“解”にはなり得ないのではないか!

先月の薬局新聞の特集での談話として書かれていた、

◇高齢社会に突入する中で、“町の薬屋さん”を探せない状況はどうなのか?セルフ形態だけとか、処方箋がないと入りづらい薬局ばかりではどうなるのか?

◇高齢者は病気や薬の話以外にも、色々話したいことがある人が多い。

◇トータル的に“薬局”として認知してもらう様、今後のあり方を考えないといけない。

昨日、自身の販売ルート向けにいい商品をお持ちのメーカーさんのブースに寄ってお声がけしてみました。数社の社長さん・幹部の方とは方向性的にも相互理解ができそうで、今後、お互い補完しあってのジョイント協力が出来そうな感じもありました。

われわれなりの【解】を求めていく中で、お店さん・コミュニティにとって、【お客さんに価値を伝え、教え、潜在的な需要を掘り起こせるお店】【健康にいいものなら多少高くても買うという顧客・年配者に受け入れられるお店】【お客さんからの信頼が厚く、なくては困る相談薬局】【処方箋がなくても行ける・寄れる調剤薬局】へ。。。

2012年8月9日(Vol、59)

天野商事株式会社   代表取締役 

  

栄ミナミ男声合唱団   所属(幹事)

金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事
調剤薬局の皆様へ