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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

薬剤師の将来は?・パート3

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こんにちは。天野晃治です。先週は私たち夫婦の結婚20周年でした。色々あり、またこれからも色々あるでしょうが(?)、「世の中で一番大事な人は?」…と考えると、やはり妻には感謝、感謝ですね。

■薬剤師の将来は?・パート3 はてなマーク

この週末に名古屋まつりがありました。日曜日には、私の所属する栄ミナミ男声合唱団で、昨年に続き2回歌いました(各30分)。午後には秋晴れのもとで、夕方には栄のオアシス21で夜空を見上げながら、われわれなりの声(30名のオヤジ達の!)を響かせました。

その後の打ち上げの場で、私の席の前が長女が通う薬学部教授のAさん(私の名城大学薬学部での先輩でもある)で、隣りが弁護士のFさんでした。

「最近の薬剤師はどうなの?」というFさんの質問に対し、現在の薬学部の話や、薬剤師が27万人を越え、30万人といわれる社会的ニーズに近づいていること、医薬分業率も全国的にはピークが見えてきたこと、薬学6年制の第一期生が来年3月に社会に出てくることなどをお話しました。彼は、「そうか〜。弁護士と一緒だね。これからは何をやるにしても、資格だけでは、難しいね。」との弁でした。

確かに勉学の面から見れば、今の薬学部の授業は結構厳しいようですし、娘もレポートの多さにぶつぶつ言ってもおります(笑)。また、かなり留年もあるようです。ただ、これからの【少子高齢社会】【小商圏時代】に向かっていく中での『薬剤師に求められる社会的ニーズ』と、マッチするかどうかは非常に難しいところです。

現役の薬剤師にとっても、今のスキルが【5年後・10年後の需要と供給のバランスの観点】の下で耐えうるか?

娘にも話しているのですが、『免許』 + 『職能』 にプラスして、『人間力』が問われてくることは間違いないでしょう。

その人が今まで生きてきたこと、仕事・経験してきたことに加えて、人と接する雰囲気・コミュニケーション力、そしてプラスαの人間味を含めた人間力。それが『かかりつけ相談薬局』『かかりつけ調剤薬局』への道にも通じると思うのです。

2011年10月18日

天野商事株式会社   代表取締役 栄ミナミ男声合唱団   所属

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