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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

商売、そして社会的インフラとしての 「 くすり屋 」・パート4

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天野晃治です。昨晩、YSコンサルタントの岡田基良氏のお話を初めて聴きました。「一方的に自分の売りたい物を売りつけてお終いの“ドロボー営業”ではなく、お客さんに喜ばれ成果も上がる“サンタさん営業”」を提唱されていて、とても人間味と経験溢れた方で(握手した手の温もりも〜)、濃い2時間半でした。

■商売、そして社会的インフラとしての、「くすり屋」とは(パート4)  はてなマーク

先月、弊社の元役員で70歳になられたY氏が会社に寄られ、週に数回スポーツクラブに通い、ヨガなど高齢者対象の教室で汗を流しているが、運動後の友人たちとの会話が精神的にも身体的にも不可欠になっているとの話でした。そして何も人と会う予定がない日は困るし不安になるとも言われていました。

また、先日会った親類の歯科医はまだ56歳ですが、同級生と集まると老後の話になりだしたと言っておりました。「そんな話をするのはちょっと早いんじゃないのっ?」と返しましたが、やはり、日常生活の中でのコミュニケーション大切さ、コミュニティの必要性、そしてコミュニティでの居場所の確保ですね。

人口減少・高齢化・デフレで国内マーケットが縮小しているのに、大手チェーンはまだ積極的な出店の末の消耗戦を続け、何もしなければ顧客が減る時代。「お客が来ない」「OTCが売れない」「処方箋がチェーン店に取られている」とのお悩みの話もお聞きします。

でも、その一方でDMをやったり、近所にポスティングに歩いたり、調剤に加えて物販や在宅介護に取り組まれたり、幅ひろい相談会をやったりと、先を見て色々と取り組みをしておられるお店もあります。また、「くすり屋」に限らずそういうお店が何件かないと、近所のお客さんは困ります。

先週末、私の信頼する後輩K氏が主催する漢方勉強会の年2回の飲み会がありました。普段の勉強会には出ていないのに、飲み会の盛り上げ役(彼曰く、宴会部長。。。)として出席してしているわけですが、地域に根ざした漢方の相談店・調剤薬局をやっている熱心で明るい人ばかりで、こういう「くすり屋」さんは頼りにされるし、当然この環境の荒波を乗り越えていかれると確信しています。

2011年8月26日

天野商事株式会社   代表取締役 栄ミナミ男声合唱団   所属

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