医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局へ』・パート6

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こんにちは。天野晃治です。平成23年(2011年)も残り僅かとなりました。今年、何をやったと言えるか?何を新たに取り組んだか?何を習慣づけたか?そして、3年後のために来年何にこだわるか?...ですね。もちろん、家族が皆健康で新年を迎えられることに感謝しつつ。。。

■商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局とは』(パート6) はてなマーク

今年の12月は中旬まで師走らしくない雰囲気がありましたが、ここにきて急に寒くなり、物の動きも出てきた感じです。昨日うかがったオープンして間もない調剤薬局さんもインフルエンザや休み前の処方箋も重なり、とても忙しくされていました。弊社が提案した物販の方も動いているとのお話でした。

高齢化・医療費増大で今後もトータル的には伸びる調剤市場ですが、来春の薬価引き下げ・ジェネリックの数量シェア3割への圧力・大手ドラッグの調剤併設店増加による分散など、調剤薬局経営も転換期に入ってきたと言えます。

そして、肝心な個人店さん!高齢化・近くの買い物にも困る買い物難民が増えているなど、顧客にとっても地域医療のためにも、そしてインフラとしても絶対必要です。

本日、提携している補聴器専門商社の専務さんがお越しになりました。先日東芝へ行かれた際の家電業界の話になり、家電業界はバブル(エコポイント・地デジ)が終わり、メーカーも家電量販店も今お客さんに提案するものがない。頑張っておられる個人家電店さんも軒数があと3割減るのではないか...と厳しい話も。

そんな中で生き残る個人家電店さんは、小回りが効き、自分で修理や点検ができる人。こういう人は顧客も助かります(特に高齢者は)。考えてみると身近にも色々あります。例えば、靴や鞄の修理屋さんの値段はお任せです。私の信頼する後輩の漢方薬局さんは、お客さんからの信頼も厚く、開業医さんからお客さんがまわってきたりさえします。悩みや症状を誠実に聞いてあげ、「これぐらいの期間をかけて治しましょうね。」という彼の言葉や姿勢、そしてその実践の繰り返しのたまものです【なくては困るお店】。

今週の日経流通新聞に、『答がない時代に入った。1社1社、1人1人が自分で考え立ち向かっていくしかない時代に入った』とのコラムが載っていました。まさに、【自分の強みは何か?】 【何によって、顧客にとってなくては困る存在になっていくか?】ですね。

来年もより一層、大変な商売を楽しみ、自分の努力する才能に磨きをかけ、日々実践の試行錯誤を続けていきましょう!

2011年12月28日

天野商事株式会社 代表取締役

栄ミナミ男声合唱団 所属

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