医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

TEL:052-951-2340 FAX:052-951-7954メールフォームでのお問い合わせ

menu

今月のトピックス

平成29年8月1日付

  • 投稿日:2017年8月 1日

8月.png

 こんにちは。夏本番を迎え、連日、最高気温が30度を越える真夏日、そして猛暑日が続いていますね。寝苦しい夜が続いて疲労が蓄積しての夏バテや、冷房のかけ過ぎによる夏風邪・のど風邪も増えています。
 さて、来春の調剤報酬改定の議論が始まり、厳しい予想がされる中、厚労省が「かかりつけ機能」、「調剤機能だけを求める薬局の時代は終わり」と言及しています。地域に根づいた中小・個人薬局として、新たに出来ることを一つ一つ積み上げていきたいですね。それが結果的に大きな差となります。

 

 今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。
 1つめは、「70歳以上の女性が消費の主役になる!」より。

  • 日本の総人口は徐々に減少していくが、70歳以上の女性人口は今後30年にわたって大幅に増える。
  • 70代の男女の8割は健康で、他の年齢層と比較すると悩みやストレスが少ない。
  • 食料品などの日常の消費(買い物)をはじめ、健康食品、化粧品、衣料品・靴、旅行、趣味・教室など多数のカテゴリーで、70代の女性は他の年齢層より購入単価が高い。
  • 時間的に余裕があり、損得勘定がしっかりしていて、ケースバイケースで消費を使い分けている。
  • 70歳以上の女性はお店のスタッフとのコミュニケーションから得られる感情的な満足に、たくさんのお金を支払う傾向がある。実際、安い物はスーパーや量販店で買い、イイもの・高いものはそうしたお店で買っている。

これからの時代のメイン顧客である70代女性が楽しんで買い物をする中で重視しているのは、①コミュニケーション(雑談)したい!そして、②集まる場・交流する場が欲しい!...の2点です。

 

 2つめは、「売上は接触頻度に比例する!」

  • 前回ご紹介したザイアンスの法則(接触頻度の法則)...人は知らない人や初めてのモノには冷淡な態度をとるが、接する回数が増えるほど好意を持つようになる。
  • 限られた地域で商売が成り立つためには、「一回当たりの金額は小さくても、何度も繰り返し利用されるお店が強い!」。常連のお客様、隣のクリニックの患者様、まだご縁の無い地域住民の方への接触頻度アップとして、
    • チラシ、ポスティング、DM
    • お店の外からですと、店前に置く店頭ボード、目立つ手書きPOP、お店のにぎわいが見えること
    • 店頭からですと、目立つ手書きPOP、声掛け、サンプルの手渡し、試飲サービス、お試し

これらは、単独でやるよりも、いくつかを組み合わせて同時にやると、より効果が高い!...と言われています。

 

 3つめは、「信頼できる薬局・相談薬局で補聴器と聞こえの相談会を!」

  • 加齢とともに音がとりにくくなるのは自然の流れ。補聴器の必要性を感じるのは70歳前後が多く、購入動機は上位から順に、①聞こえが悪くなったから(自覚)、②医師の勧めで、③配偶者・子供・親戚・友人の勧めで。
  • それに対して高齢化が最も進んでいる日本の現状は、
    • 1900万人の難聴者(軽度~重度)のうち、半数が難聴を自覚しておらず、実際に補聴器を所有しているのは僅か1/4。
    • 補聴器保有者の半数は補聴器専門店で購入しているが、今まで行ったことのないお店には行きにくい心理がある。
    • 対面相談でない通販やネットを介して購入した場合の満足度は相対的に低いのが現実。
  • 弊社では、補聴器専門商社のシンコムと提携して7年。約2000台のオーダーメイド補聴器の実績があります。

お客様や患者様から「聞こえの状態を検査したい」「相談したい」とのご要望をいただくと、聞こえの相談員を派遣いたします。仮にその場で気に入られた場合でも、予算をご家族と相談され納得された上での発注の流れにしております。

 

お知らせ
10月8~9日の第50回日本薬剤師会学術大会(東京)に、昨年に引き続き"コミュニティ(健康サポート)薬局作りのお手伝い"としてブース出展致しますので、是非気軽にお立ち寄り下さい。

代表取締役 天野 晃治

年別アーカイブ