こんにちは。今年も暑い夏を迎えようとしていますが、6~8月は3年連続で猛暑・酷暑の予想です(2020年までの30年平均より2度近く高い)。夏の暑さに慣れるには、梅雨前ぐらいから「暑熱順化」を始めると効果的と言われますので、生活習慣改善(栄養バランスのとれた食事、軽めの運動・ウォーキング習慣、リラックスした入浴、ストレス解消)に努め、質の良い睡眠を確保していきましょう。
さて、ご存知の様に、先月、参議院で改正薬機法が可決・成立しました。その中で、これまで届出制だった健康サポート薬局の名称を「健康増進支援薬局」に改め、認定制度に格上げに。今後は、地域連携薬局は主に在宅関連の拠点、健康増進薬局は未病・予防の拠点として棲み分けを図っていくとのこと。 昨春の調剤報酬改定で地域支援体制加算に健サポ要件であるOTC48薬効が追加されたため、約半分の保険薬局・調剤薬局が48薬効を配置しましたが、活用(利用・販売)するという意味ではまだまだこれからとういうのが現状です。 愛知県薬剤師会でも、今月15日(日)に健康サポート薬局研修会を開催します(開局部会担当)。
令和7年の6ヶ月め。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。 1つめは、先月の日経流通新聞の気になった記事2つより★1つは、「開いています、過疎地のローソン」 ・ローソンが競合チェーンが敬遠する過疎地への出店に挑んでおり、買い物難民の需要を総取り。 ・畳部屋の様なイートインスペースを作って、住民の交流拠点にもなり、国内小売業が直面する人口減少への「解」にも。 ★もう1つは、日経のトレンドマップ2025上半期。 ・消費トレンド分野で1位になったのは「アクティブシニア世代」...積極的に趣味を楽しみ、活発に社会と関わることを重視する前期高齢者。 ・【健康寿命:男性72.5歳、女性:75.4歳】が少しずつ伸びており、健康に気を配りつつ元気に暮らしたいシニアのニーズに寄り添うサービスや商品が今後ますます求められる。 こうしたニーズに適応していくことは、患者さん・地域住民の未病・予防の拠点たる健サポ的薬局の存在価値にも通じます。
2つめは、「GABA」「フルーツビネガー」の販売事例◆発売して2ヶ月のNestle【GABA700mg(機能性表示食品)】 ・2ヶ月続けて10個販売された相談薬局様では、既にリピーターのご夫婦も。 ・4個売れた調剤薬局様、3個売れて什器とカウンターに2ヶ所陳列したいと在庫数を増やされた調剤薬局様。 ・GABA製品を探してみえた薬局様、ご自身が飲んでいたり、家族にすすめたいと言われた薬局様。 ・スタッフさん3名が購入され、「睡眠の質が良くなった」とのお声をいただいた調剤薬局様。 ・調剤待ちの患者さんの目につきやすい場所に陳列されますと、2~3個売れた調剤薬局様が増えてきています。 ◆暑くなってきてペースが急に伸びてきたフルーツビネガー【黒酢とざくろの酢】 ・スタッフさんの愛飲もあり、毎月6~12本の調剤薬局様が増えています。 ・取扱いなかったが、改めて試飲いただき「後味がまろやかでとても美味しい」と採用の薬局様が増加中。 ・お1人で12本まとめ買いがあった調剤薬局様(しかも2ヶ月連続!)。 ・積極的に「試飲」をされて、先月30本追加(!)の調剤薬局様。
3つめは、潜在的ニーズが伸びている品のお試し・試飲★先日、名古屋市栄にあるルイボスティー&ノンカフェイン紅茶専門店「H&F Belx(ベルクス)」へ。 50種類以上のノンカフェインティーをラインアップ、気軽に立ち寄り、自由に試飲しながらお気に入りを見つけ、店頭スタッフの説明を聞きながら購入できる【試飲できる体験型店舗】。 ★人は、初めての商品を買うときは、試したいし、簡単な説明を聞きたいもの。...ワンコインを超える場合は、【試飲】【試食】があると安心ですし、会話も弾みます。 薬局においても、調剤待ちの間に、【アミノ高麗紅参液】や【北海道黒豆茶】の試飲が気軽にできますと、喜ばれ、会話のキッカケ作りになりますし、良さを実感されての購入にもつながっています。
代表取締役 天 野 晃 治 |
今月のトピックス
お得意様各位
平素は大変お世話になり、誠に有難うございます。
『コミュニティ薬局作りのお手伝い』
「おかげさまで創業59年」

令和7年6月1日付
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