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こんにちは。新緑の爽やかな季節になりました。気象庁の5~7月予報では、気温は全国的に平年より高くなり5月にも真夏日の可能性も。...季節変わりの大きな寒暖差・自律神経の乱れで、だるさ・めまい・頭痛・不眠などの不調が出やすい時期(そうした潜在需要が高まっています)。
さて、30年以上医薬分業を取材してきた業界紙記者・玉田慎二氏著書「覚悟と義務(突き付けられた薬剤師たち)~忍び寄る行政側の最後通牒とは~」から4年。あれから3回めの改定が目前に迫っていますが、医療保険制度のもと、行政の政策誘導に従っているだけでは限界があるとの指摘もあります。また4月末にはOTC類似薬の一部保険外療養化を含む改正健康保険法が衆議院で可決されましたが、審議の過程で「薬局のあり方」についての質問に対し、高市首相が答弁しています。 「未来永劫のビジネスモデルはない!」からこそ、私たちは事業環境の大きな変化に対応して次の10年を見据えた【絵】を描かないといけません。患者さんに選ばれ、処方箋がなくても訪店できるコミュニティ薬局・呼び込める薬局を目指しましょう!
令和8年の5ヶ月め。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。 1つめは、先月の日経新聞「選ばれる医療モール」記事より★複数のクリニックが同一のビルや敷地に入居する「医療モール」は3,000施設を突破したが、6月の診療報酬改定を控え暗雲が立ち込めており、今後しばらくは新規開発は減り、収益性を見極めるフェーズになる。 ★既存施設についても、単に医療が集まったモールでは将来性は低い。 ★選ばれるモールになるために、 ・飲食店併設で、待ち時間をカフェで過ごせる様にするなど、より利用してもらえる環境を作らないといけない。 ・フィットネス・美容テナント併設、イベントの開催、健康相談などで病気でなくても来てもらう場所にしていく。 この「待ち時間の過ごし方」「気軽に入店してもらえる様にする」は、医療モールだけの問題ではなく、患者さん・地域住民に選んでもらえる調剤薬局・コミュニケーション薬局になっていくためにも同様ですね。
2つめは、「2極分化の時代」と「顧客の潜在的なニーズ」◆帝国ニュースによると、「抹茶スイーツ」「抹茶ラテ」など、空前の抹茶ブームの中にあっても、製茶業者(300社)の収益力は2極化している。 ・時代の流れでギフト需要・冠婚葬祭向けが減少したり、販売先である街の茶小売店の廃業が相次いでいる。 ・原材料価格の高騰も加わり、ティーバッグや加工茶に注力したり、若年層向けに商品開発をしたり、高級日本茶を提案したり等の付加価値を持たない中小製茶業者は経営の厳しさが増している。 ◆和菓子業界においても(市場は減少傾向の5500億円)、洋菓子人気に押され気味の中で同じく2極分化が鮮明に。 ◆事業環境の変化はどの業界・業種にもつきものですが、「人は長く慣れ親しんだ事業環境や仕事領域からなかなか出られない」「人は変化するリスクを厭う・避ける傾向が強い」のが大きな壁。 ◆顧客が抱える問題・不満には「顕在的なもの」と「潜在的なもの」がありますが、目先の顧客の顕在的ニーズ対応に追われているだけでは次のステージに向かうことは出来ない。
3つめは、先月の日経新聞「難聴時代に補聴器進化」記事より★世界保健機関(WHO)は2050年までに世界人口の1/4が難聴を抱えると見込んでおり、聞こえ方のメンテナンスは身近な課題。若年層についても、大音量の音楽を聞き続けることでの難聴リスクを指摘。 ★デンマークの補聴器メーカー「オーティコン」は、脳が音を理解し「脳で聴く」との考え方に基づき進化してきた。 ★補聴器テクノロジーは進化を続けており、コミュニケーションの扉を開いている。 ★先月ご紹介しましたが ・言葉を理解するのは、脳であって耳ではありません。そのため、補聴器が本来の機能を発揮する為には、2~3ヶ月の脳 のトレーニング(補聴器に慣れること)が必要。 ・せっかく補聴器を購入しても、アフターフォローがないため使いこなせず、面倒になったり満足度が低い方が50%もみえます(日本補聴器工業会の調査より)。 専門相談員による定期的な助言やフォローを受けてこそ、補聴器を使いこなせます。 代表取締役 天 野 晃 治 |



