医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【コミュニティ(健康サポート)薬局の物販、OTC、健康イベント支援No.1】調剤専門薬局という業種的発想に止まらず!

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こんにちは、天野です。大型台風14号が通過しました。朝は強い風が残っていましたが、秋の訪れを感じる涼しさでしたね。9月も残り2週間を切りました。

さて、調査会社インテージの7月度OTC薬の市場概況によりますと、、コロナ第7波に伴い、伸びの高い薬効は、総合感冒薬、鎮咳去痰薬、うがい薬、解熱鎮痛薬、検査薬、口腔用薬、ミニドリンク剤。

DSC_1294OTC.JPG国策としてOTC薬の効果的な活用を促すセルフメディケーション税制の認知度は、調査結果によると60%台と年々伸びていますが、、利用意向はまだ20%ちょっと。

今年から風邪薬、アレルギー薬、腰痛・関節痛・肩こり薬に対象範囲が拡大されており、医療費高騰の中でOTC薬の一層の使用促進が望まれる段階にあります。

調剤薬局においては、OTC薬の販売・利用促進の動きがまだ遅いですが、事業環境の変化に適応し、患者さんの要望にも沿う形で、軽度の症状や急ぎの需要(クリニックにかからずにすぐ欲しい!)には対応をしていきたいですね!

■今日のテーマは、『調剤専門薬局という業種的発想に止まらず!』

今日はマーケティングの変化について。...従来のマーケティングが「未来の顧客に知ってもらう」アプローチとすれば、いま成果を上げているマーケティングは「現在の顧客との関係性を深める、共感をつくる」アプローチをしている!、と言われています。

DSC_0736薬局新聞掲載記事②.JPG★単に、メインの商品・サービスのスペック説明や、

価格訴求をするのではなく、使っているシーンや使用感・生活を想像してもらう。

★その商品・サービスが生まれた背景・ストーリーを見てもらい、「いいね!」「好きだな!」という共感を作っていく。その結果として、拡散や口コミによる集客につなげていく。

「〇〇専門店」といった業種的発想にとどまってしまうと、平均的な売上は作れますが、それ以上の発展(単価アップ)はありません!

しかし、【視点をどこに持って行くか】によって、自店の在り方は変わりますし、顧客との関係性も深まる。また、新たな売上・収益も期待できる。

「調剤専門薬局」では、売上・収益は固定されますが、【地域に根づいたコミュニティ薬局】という発想であれば、どうでしょうか?

 

令和4年9月20日(第1062号)

調剤薬局の皆様へ