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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【場作り!】【コミュニティ薬局】なくては困る街の健康相談店・処方箋がなくても気軽に寄れる調剤薬局

  • 投稿日:

こんにちは、天野晃治です。

仮事務所に移って今週末で6週間。、昨日は様子を見にいきましたが、旧本社ビルはほぼ解体されていました。一つの区切りを実感しつつ、この地の氏神さまの那古野神社で参拝してきました。

さて、昨日は11月11日。“いいいい日”であり、また“介護の日”でもありました。

超高齢社会となり、ますます訪問介護やデイサービス、ショートステイなど介護サービス関連の果たす役割が大きくなるのは確かですが、医療・介護財政の問題もあり、今春の介護報酬引き下げ以降、中小施設は運営が厳しくなってきてもいます。

このほど、スポーツ用品大手のアシックスがデイサービスに参入するとの記事が出ましたが、食事や入浴サービスは提供せず、平均3時間の運動プログラムを提供するとのこと。

実際の問題は、平均寿命と健康寿命の差(男性で9年、女性で12年!)にありますので、こうしたアプローチは有効ですし、差別化にもなると思います。

色々な意味で横並びで来た業界に変化が起きていますね!調剤薬局を巡る環境変化も同様です。

さあ、11月も第2週末。自分の思考・行動の壁を破っていきましょう!

■今日のテーマは、『くつろげる店』 目

昨日の日経流通新聞の小阪裕司先生のコラムは、“絆が生む「くつろげる店」”。ある漬物店さんの事例で、

◇お客さんとの絆作りを意識して、まずは店頭での声掛けから始めた。

◇だんだん会話が弾むようになり、次に店にくつろげるスペースを作ろうと椅子とテーブルを置き、すだれで外から見えにくいようにして、座ってもらってお茶を出すようにした。

◇昔ながらの狭い店頭であり、とてもくつろげる様な余裕はなさそうだが、これによりお客さんとの会話が変わった。

これまであまり話をしてくれなかったお客さんまでもが、趣味や家族の話をしてくれるようになった。

こうした流れを経て、店が老朽化してきたこともあり、店主は全面改装に踏み切られた。

★そこでは無駄なスペースをあえて作った結果、日替わりでの珍しいお茶のサービスはますます喜ばれるようになり、以前にもまして会話が弾むようになった…と。

★今では、従来からの常連客だけでなく、初めての来店客も増え、自ら色々と話してくれる。。。

まさに、お客さんが心から“くつろげるサロン型店舗”ですね!

どの様な業種においても、こうした【場作り!】【サロン的なコミュニティ作り!】はますます大切になりますし、喜ばれると思います。

まずは、目の前のお客さん、5〜6名のお客さん向けなど、ささやかなことからでも始めましょう!

※名古屋市中区丸の内にある那古野神社。延喜11年(西暦

911年)創建。城の総鎮守で、名古屋の氏神さま。

※店頭で気軽な雰囲気の中で、簡単な説明と共に、実際5分

JPクッションに乗って体験していただくと、実感されます!

2015年11月12日(第387号)

天野商事株式会社   代表取締役 

  

栄ミナミ男声合唱団   所属(幹事)

金城学院大学薬学部 協力会会長 愛知県医薬品卸協同組合 理事

NPO法人健康な脳づくり 会員
調剤薬局の皆様へ