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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【いきいき健康提案】【三方良し】なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局へ

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こんにちは。天野晃治です。今日も暑かったですね(汗)。

昨夜、所属する男声合唱団(サカダン)のメンバーである広告会社・博報堂の中部支社長代理Kさんからお誘いいただき、マーケティング講座に行ってきました。「アイデアはどのように生まれるのか?」ということで、興味深い切り口・ポイントも。

■今日のテーマは、『メガネのかけかえ』 !?

その中から今日は3点シェアしたいと思います。

①どんなに素晴らしい商品でも、従来からあった何らかのモノの組み合わせである。

 

●例えば、「子供が遊ぶテレビゲーム」 + 「大人が使う健康器具」 = 任天堂のWii

●例えば、「ご飯に味付けするふりかけ」 + 「食品の一部である調味料」 = 食べるラー油

※ラジカセから、新たな組み合わせでソニーのウォークマンが生まれ、それをスティーブ・ジョブスがさらなる組み合わせで…の有名な話もそうですね。

②日本は、戦後の成長期を経て、今や成熟期・停滞期に。経済が伸びることを前提に考えてきたものを、「伸びない中でどうやっていくか?」「価値観が多様化した世の中での生活者・消費者の欲求は何なのか?」という視点に変えないといけない!

※今、一番必要な『メガネ(考え方)のかけ替え』は…、

●「新しいものが必ず良い」とは限らない時代に。

●「若者が世の中の流行において最も進んでいる」とは限らない時代に。

確かに、今の若者は日本の成長期の若者と違って、“車や、お酒、海外旅行”などには関心が薄く、流行の最先端にはいない。逆に60歳以上の消費額が、日本の個人消費の【45%を超え、半分近くに!】。しかも実年齢より若々しいし、実際考え方も若い!

しかも自分の趣味や興味のあるものには、しっかりお金をかける。昨夜一緒だった人は、「今、3〜4万円する付加価値の高いゴルフパターを開発している。1万円とかを買う人は対象にせず、こだわりのある中高年プレーヤーを狙う!」と言っていました。

最後に③意味ある雑談は必要!

博報堂では、企画で色々アイデアを出しあったりする時は、トータル時間の8割が雑談だそうです。全くかけ離れた話をしているということではなく、その周りを固めていく途中で参加メンバーが色々な話・事例・考えを出し合って、議論のふんづまりを突破していく。

【雑談の効用】は、モノの販売にも通じることですね。ただガーッを商品説明するだけでは売れませんですし。また、人間関係の構築にも言えますね。。。

2012年8月30日(Vol、65)

天野商事株式会社   代表取締役 

  

栄ミナミ男声合唱団   所属(幹事)

金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事

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