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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局へ(パート10)

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こんにちは。天野晃治です。昨日はどんな「父の日」でしたか?

週末に、私の信頼する大学の後輩で、漢方薬局経営で成功している小林先生の漢方研鑽会に数年ぶりに参加しました。土曜日の夜8時過ぎから12時まででしたが、24名もの参加者(漢方薬局、相談薬局、調剤薬局)。横浜・静岡からの方もおり、皆さんとても熱心。その後、1時半まで遅い夕食をとりながら、色々な話をしました。

■なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局とは(パート10) はてなマークはてなマークはてなマーク

さて、その研鑽会の中で、小林氏より「便秘専門」「心臓専門」「胃腸専門」「腰痛専門」「関節専門」の薬局がないですね〜、との投げかけがありました。

●これからは、“何でも屋”では難しい。お店の強みを3つぐらいに絞ってアピールした方がいい!

…お客さんは相談できる、信頼できる専門店(かかりつけ薬局)を探しており、“あれもこれも”ベタベタと店の外に貼ってある店・何でも屋には行かない。入ろうとしないとの指摘。 ☞ 【自分・自店の強みは何か?】

●痔について…「ウォシュレットになったから痔の人が少なくなった」と言われるが、ストレスや座りっぱなしの仕事が増え、実際は痔の人は増えているとの指摘!また、「個人店に相談に来ず、ドラッグストアで買ってしまう」とのボヤキに対しても、「痔対策には、こういう商品があるとか、こういう使い方・飲み方をするといい」との情報発信がされていないのが原因との指摘。10年ぐらい前はそうした活動をしていても最近やってないとか、定期的に語ることを忘れていないか?お客さんも10年で変わっていますよ、との指摘。 ☞ 【定期的に語り直すことが重要!】

●「相談薬局に痔の薬が置いてあることを知らない」と聞くと、まさか!…と思いますが、実際そういう例が多いそうです。小林氏も先日“ひざ・腰関連品”をお知らせチラシに入れたところ、「こういうのが薬局で買えるとは知らなかった。通販だけかと思っていた。」と来店客に言われたとの事。われわれの常識からすると「まさか!」ですが、お客さんの立場からすると、【紹介してもらったこと・教えてもらったことはない】

今回の研鑽会での私の気づき&反省:

①事業環境のせいにしていてはいけない。出来ること、相談に乗れることは一杯ある!

②情報発信の大切さ、何度も語り直すことの大切さ!

③得意なもの・強みをしっかり絞らなければ駄目。磨かなければダメ!

また、弊社の十全大補湯ドリンク剤「補全」についても、以下のアドバイスをいただきました。

●“四物湯”+“四君子湯”+2剤の十全で、【血と気を総合的に補う薬】【幅ひろく他のものと一緒に使えるお薬】

●体力がヘナヘナな人に。…体力がない人、夏バテ、大病あと、抗がん剤で。

●かくれ貧血(冷え症、更年期、貧血、立ちくらみ)の人が非常に多い。…肝臓中のヘム鉄が少ない人、量的に“血”が足りない人、“スタミナ”がない人。

感謝!

2012年6月18日

天野商事株式会社   代表取締役 

愛知県医薬品卸協同組合  理事  

栄ミナミ男声合唱団   所属(幹事)

金城学院大学薬学部・協力会
調剤薬局の皆様へ