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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局へ』・パート18

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こんにちは。天野晃治です。この週末は遅れていた桜も一気に咲き揃い、お花見をされた方も多かったと思います。昨日の朝、久しぶりに近くの山崎川(桜100選)沿いを走りましたが、朝7時前でも既に結構な人出でした。

■商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局へ』(パート18) はてなマーク

午後に、山崎川へのお花見客の渋滞を避け、歩いて近くのカーディーラーさんへ行きました。大学2年の長女が車の免許を取ったので、小さくてお値打ちな車の下見でも…と思って飛び込んだのですが、結構な人出。

「もうエコカー減税の駆け込みなの?」とお聞きしましたら、店長さんが「この花見の時期は、顧客の皆さんに駐車場代わりに使ってもらっています。今日は暖かいですが昨日は寒かったので、お帰りの際、暖かい飲み物をご用意しておきました。」とのお話。

『 売上 = ①客数 × ②お買い上げ額 × ③リピート率 』という原則にあって、

車は③については現在7〜8年だそうです。①②では、車のブランド力と、大きな買い物ですのでカーディラーさんの営業力・店頭スタッフの方のフレンドリーさ・丁寧さ・誠実さ・安心感などがあり、次の③につなげる関係性の維持の大切さ…を、感じました。

われわれの場合はどうでしょうか?全ての業界・市場が2極化の動きがますます強まり厳しさを増している現実。

何を強みにしていくか?何によってお客さんに覚えてもらうか?定期的に来店してもらうか?その為に何に取組んだり情報発信をしていくか?

当社が取り組んでいる商品ですと、オーラルケアは市場が4%伸びているが、価格は2極化。保湿などスキンケアは伸びているが、通販化粧品との競争激化。健康食品も、最近通販が初回半額とかお試し1週間分無料などで低価格に走っています。これに対して健康専門店としてどう差を出すか?

先日、美容室専門のコンサルタントの方の話を聞きましたら、全国の美容室は何と21万件!!!!

7万件の歯科医院、5万店のコンビニや、調剤薬局と比べても、厳しい業界。その生き残りの為に色々な情報発信や催しの開催をしているとのこと。その結果として繁盛している先は、③頻度を上げているとの話で、ふつう美容室は3ヶ月に1回だそうですが、お客さんがスタッフとの会話を楽しんだり、そのお店のファンになると来店頻度が2倍近くになるとのこと【結局、その人の支払い(お買い上げ額)は2倍近くに!しかも喜んで払ってくれる!】。

ともすると、「不況で売れない」「お客さんがいない・来ない」というネガティブな雰囲気に流されがちですが、色々と考えさせられますね。

2012年4月9日

天野商事株式会社   代表取締役 栄ミナミ男声合唱団   所属

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