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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局へ』・パート5

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こんにちは。天野晃治です。平成23年も残り実働日数はどれだけでしょうか?何をやったか?何を習慣づけたか?…ですね。

昨日は北朝鮮より金正日総書記死去の驚きの大ニュースが入ってきました。“絶対”と思われていた体制の変化や、崩壊。今年はエジプト、リビアなどでも“絶対”と思われていた体制が崩壊しました。絶対的権力者は、この体制が永遠に続くと思っていたとしても、その後のことは、歴史が物語っています。

著名作家の塩野七生氏は、先日のNHKのインタビュー番組の中で、ローマ帝国が何世紀もの繁栄を続けられた理由は、『利己主義・覇権主義ではなく、寛容な姿勢』にあったと言っておられました。

■商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局とは』(パート5) はてなマーク

さて、戦後の日本の政治・経済にも、我々の属する市場環境にも、体制の崩壊やシステムの変化・商慣習の変化が多々起こっています。かつては、「会社の寿命30年説」と言われましたが、今や一つのビジネスモデルは15〜20年しかもたない時代。

日本の中小企業は約420万社で全企業の実に99,7%を占めます。作ったら売れる時代・業種店がメインの時代が終わり、【少子高齢化+モノ余り+デフレの時代】にあって、中小企業そして個人店はどの様にすれば生き残っていけるか?大企業と同じ事をするのは自殺行為。

何によって、「差別化」を図り、どうやって顧客と「関係・絆」を深めるか?小規模だから出来る日々のコミュニケーションとフォロー、そして価値の提供と教育。最近注目を浴びている無農薬野菜や高級無農薬りんごは小規模だから出来たことであり、その商品の価値・価格の理由をお客さんにしっかり語り教育し、共感した顧客が生まれた結果と言えます。

大量チラシの効果がなくなり、せっかく顧客名簿があっても単にDMを送るだけではリアクション率が上がらない時代にあって、“口コミ”“実体験の提供”そして、お客さん自身にとってのメリットをいかに伝えられるか?【人は、誰しも自分に興味があること・メリットがあることだけを見る・聞く!】

弊社のサポート類を毎月12〜24個、6,000円のリンクルクリームを毎月12個以上売られる個人店さん。2店舗でデンタルリンスを月60本売られるお店。先々月に発売しました6,000円の漢方ドリンク剤を既に12〜24本売られたお店。みなさん基本を愚直に明るく(!)やっていらっしゃり、目標を高く設定しておられますし、それがモチベーションになっています。そして、お客さんも満足され喜ばれ、リピートにつながっています。

商売として成り立ち、顧客にとって『欠くべられざる・なくては困る薬局・薬店・調剤薬局』へ。。。

2011年12月20日

天野商事株式会社   代表取締役 栄ミナミ男声合唱団   所属

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