こんにちは。3年連続の猛暑・酷暑の夏でしたが、日本の蒸し暑さが熱帯級になりましたね。9月も全国的に残暑が長引き、秋の訪れはゆっくりとなる見込みです。 猛暑・酷暑が続き、多くの店舗では来客数が減少しています。そんな状況の中で、いつもの処方箋を受け取りに、せっかく来局してくれた患者さん・お客さんに喜んでもらえる【暑さ対策】【夏の疲れ解消】の試飲の提供はおすすめです。昔ながらの相談薬局さんが減っている中で、試飲によるコミュニケーションは喜ばれますし、物販売上にもつながります。
さて、先月の第25回ドラッグストアショーの講演の中で、厚労省・山下課長補佐は、「ドラッグストアが国民の(一般用)医薬品へのアクセスの最初の選択肢の一角になっていること」。その中で、「登録販売者がゲートキーパーの役割を果たすことを世間の当たり前にする取組みを続けていくことが重要」と言及しました。...これに対して、保険薬局・調剤薬局、そして薬剤師の役割はどうなのでしょうか?、世間の当たり前(薬剤師のイメージ)をどう変えていく必要があるのでしょうか?
令和7年の9ヶ月め。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。 1つめは、先月の気になった記事より★日本ジェネリック製薬協会の試算によると、後発医薬品の需要に供給量が追いつくのは2029年度(増産計画の前倒しによる目標は2027年度)。 ★日本のドラッグストアのお手本と言われた米国のDgSチェーン「ウォルグリーン」がファンドに買収され年内に上場廃止の見通し。便利性と専門性を強みにして業界トップだったが、売上の75%を占める調剤の利益率低下、オンライン調剤普及の影響、そして物販売上の低迷(インフレにより生活者の消費行動が変わった)。 ★セブンイレブンは、まず500店で品揃えの拡売・レジカウンターの延長で、レジ横商品や店内調理のファストフード、冷凍食品、日用品を増やし売上増加のテコ入れをする(競合激化する食品スーパー、ドラッグストア対策)。
2つめは、「睡眠の質」について◆先月の日経流通新聞に寝具メーカー大手・エアウィーブの記事。...コロナ禍の巣ごもり需要以降、「睡眠の質」にこだわる消費者が多くなっており、より機能性の高いマットレスや枕、疲労回復やリラックス飲料の需要も高まっている。 ◆NHKきょうの健康(睡眠障害)では、 ・理想の睡眠時間は6~8時間が目安だが、一人一人の体質や生活内容で大きく異なる為、自然に眠れて、日中に眠くて困ることがない程度の時間が目安。 ・若い人では、眠り始めの3時間ぐらいで深い睡眠が何度も訪れ(ノンレム)、後半になると浅い睡眠(レム)が中心に。しかし、高齢者の場合は健康な人であっても、深いレベルの眠りが少なく、途中で目覚める回数が増える。 ・また、高齢になるにつれて、睡眠時間が短くなるのに、寝床に入っている時間が長くなっている。 ◆不眠(寝つきの悪さ)を解消する生活4ヶ条...①朝は、太陽の光で体内時計を整える。②日中は活動的に。③夜はリラックスする移行期が必要。④休日も、規則正しく起きて昼寝を活用。 弊社が春に発売しましたNestle【GABA(γ-アミノ酪酸)700㎎】では、毎月6~12個追加の相談薬局様、3~5個追加の調剤薬局様、先生・スタッフさん・ドクターが飲まれている調剤薬局様などの話が増えています。
3つめは、先日放送の健康カプセル・ゲンキの時間「ヒアリングフレイル」★フレイルの中で最近一般的になってきたヒアリングフレイル(加齢で聴覚機能が衰え、生活の質が低下した状態)。フレイルに加えて聞こえの問題が起こることでコミュニケーションに支障をきたしたり社会的孤立や心理的ストレスを招いたりする。 ★加齢性難聴の様に少しずつ聞こえが悪くなる場合は、自分でも気づきにくいので、60歳を超えたら2年に1回は、聴力検査を受けるのがおすすめ。 ★補聴器は聞こえにくい音域を聞こえやすくするなど、一人一人の聞こえ方に合わせて調整することができる。 ★また、補聴器は購入して使えばすぐ聞こえが良くなるものではなく、調整・アフターフォローを繰り返していくことが必要。 弊社では、薬局様に聞こえの専門相談員を派遣しての丁寧な検査、購入後の定期的なアフターフォローが利点です。 7~9月はメーカー専用充電器プレゼント月間ですので、この機会にチラシ手渡し・お声掛けをお願いいたします。
代表取締役 天 野 晃 治 |
今月のトピックス
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平素は大変お世話になり、誠に有難うございます。
『コミュニティ薬局作りのお手伝い』
「おかげさまで創業59年」

令和7年9月1日付
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