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こんにちは。8月は後半から厳しい暑さが戻りましたが、9月も厳しい残暑が続く見込みです。局地的な大雨などの気象情報に注意しつつ、皆様もご自愛下さい。 さて、令和8年度調剤報酬改定の施行から3ヶ月が経過しました。上場主要調剤チェーンの第1四半期(4~6月)決算では、各社の調剤報酬関連事業は15社中、減益が8社・赤字が5社に。調剤薬局業界は近年M&Aが相次ぎましたが、規模拡大だけが「解」とは言えない状況になっています。
先月は他業界の事例に学び、【①接触頻度が多いほど】、【②滞在時間が長いほど】、モノやサービスが売れやすくなる!、の2つの原理原則をご紹介しましたが、これは今後の保険薬局・調剤薬局にとって押さえるべき2点です。加えて、これからは、「商圏の考え方」もますます大切になってきます。下記でシェアしましたが、自薬局を利用してくれる患者さんだけでなく、商圏内に住む方・働く方にも利用してもらえる敷居の低い薬局になっていきましょう!
令和8年の9ヶ月め。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。 1つめは、「みんなで選ぶ薬局アワード」★(社)日本ウェルネスプロフェッショナル協会が「第9回みんなで選ぶ薬局アワード」を開催されるそうですが、「こんな薬局があるんだ!」と全国の薬局が積み上げてきた創意工夫や挑戦を広く発信する場に。 ★開催の背景には、「患者さんは、薬局を選んでいますか?」、それとも、「クリニックから近いから」「いつも処方箋を持っていく場所だから」という理由だけになっていないか? ★「患者さんが相談したくなる薬局」「地域住民の健康づくりを支える薬局」「地域と連携して色々な繋がりと安心を生む薬局」になっていく為には? 最近、健康フェアで「試飲会をしたい」「サンプルを配布したい」「聞こえの相談会の案内をしたい」とのお声が増えていますが、日々の日常業務(お忙しいとは思いますが)の中で、定期的に、継続的にやられると更に効果的です。
2つめは、「商圏内の方に利用していただける調剤薬局に!」◆日本保険薬局協会(NPhA)の調査では、「自薬局から500m以内に他薬局あり」が75%、「100m以内に他薬局が2店以上あり」が17%とのことで、調剤薬局軒数が過剰気味なのは明白です。 ◆一般的な小売業(コンビニやミニスーパー)では、半径300~500m(徒歩圏内)が自店の商圏で、近さが最優先。食品スーパーの商圏は半径1~2km(自転車や車で5~10分以内)。ドラッグストアの商圏は2~3km(まとめ買い需要)でしたが、食品強化・調剤強化で商圏が挟まっています。 ◆これまでの調剤薬局は門前が主流であり(立地依存)、一般的な意味での商圏分析はあまり重視されてきませんでした。しかし、国の政策であるかかりつけ薬局推進の面からも、今回の調剤報酬改定での「立地依存型」への厳しい方針からも、【面分業】への対応や【商圏分析】の必要性が増してきています。 ◆調剤市場シェアが2割近くになってきたドラッグストアの調剤併設店対策の意味でも、「せっかく来局される患者さんのリピート化!」と共に、応需するクリニックの患者さんだけでなく、「近所でお住いの方・勤務の方にも、気軽に入っていただける敷居の近い薬局!」になっていく必要がありますね!
3つめは、「調剤待ちの時間をどう生かすか?」★平均12分ある調剤待ち時間をどう有効活用するといいでしょうか?...ドラッグストアの調剤併設店では「調剤待ちの間に買物してください」ですが、調剤薬局ではどうでしょうか?何が出来るでしょうか? ★7月にご縁があり初めてブース出展した日本在宅薬学会学術大会で私が対応した先生方からの言葉で印象に残っているのは「調剤待ちの時間を何とか生かしたいんです!」という言葉。 ★何度もお伝えしていますが、暑い中せっかく来局された患者さんに「北海道黒豆茶」「アミノ液」「フルーツビネガー」の【試飲】はとても喜ばれますし、大きな販売数にも繋がっています。また、ひと言を添えての「サンプル手渡し」「チラシの手渡し」は心理的ハードルを下げる効果があります。 ★最近、調剤待ちの患者さんにデジタルサイネージを活用する薬局が増えつつありますが、どうしても情報提供だけに終わりがちですので、「次のアクション」が取りやすい工夫も必要ですね。
代表取締役 天 野 晃 治 |



