こんにちは。今年はかなり早い梅雨明けで、3年連続の猛暑・酷暑に少雨の夏に。また「湿気疲れ」による疲労感・倦怠感・頭痛の方も増えており、店頭から夏バテ対策品・熱中症対策品共々、発信していきましょう。 また、こうしたタイミングで4月に発売しましたNestle【GABA(γ-アミノ酪酸)700mg】では、12個追加の相談薬局様、目につきやすい場所に陳列し3~5個追加の調剤薬局様、先生・スタッフさん・ドクターが飲まれている調剤薬局様などの話が増えており、生活習慣の改善と合わせて良質な睡眠の一助になれば、と思っております。
さて、5月に成立した改正薬機法において、健康サポート薬局が認定薬局に格上げとなり、今後、地域に根ざした薬局としては、患者・地域住民の未病・予防の拠点になっていくことが【選ばれる薬局】の大きな要素になっていきます。 この様に、薬局・薬剤師を巡る事業環境が大きく変わってきている中で迎える今月の参議院議員選挙。日薬連盟だよりには、「薬剤師が政治を忘れると、薬剤師は政治に忘れられます!」と書かれてましたが、しっかりと薬剤師の代表である本田あきこ先生を2期めの国政に送り出さないといけませんね!
令和7年の7ヶ月め。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。 1つめは、「町の本屋はいかにしてつぶれてきたか(平凡社新書)」より。★街の書店が激減しています(20年前の半分の1万店に)。 ★最大の理由は「書籍(活字)離れ」「出版不況」「電子書籍」の影響だと言われますが、もともと出版物の利益率は低く、それを補う為にやってきた文具や雑貨・レンタル品の扱い・学校へ届ける外商などの兼業・副業がなくなってきて、経営に深刻な影響を与える様になった。 ★一方で、持ち直している書店は、経費削減以外に、書籍の売上だけに頼らないビジネスモデル(雑貨コーナーを大々的に展開、カフェの併設、大手雑貨店との共同出店など、長時間顧客が過ごせる「滞在型」の売り場づくりを目指している。 ここで考えたいのは、中長期的な視野・展望をもって自社・自店の経営状況を見つめることの大切さ。 ・調剤薬局経営においても、処方箋対応がメイン業務とは言え、それだけに100%依存して今後もやっていけるでしょうか? ・せっかく月に一度、来局してくれる患者様が欲しいもの、未病・予防の為にあったらいいものは何でしょうか?
2つめは、「試飲の効用」◆「原材料の高騰でなかなか商品が売れない」「値上げの影響で買い控えが多い」と言われますが、実は売れない一番の理由は、その商品・サービスの「存在が気づかれていないから」「関心を持たれていないから」とも言われます。 ◆先月の【試飲の効用!】の事例としましては、 ・健康フェアで、フルーツビネガー、北海道黒豆茶を試飲利用される薬局様が増えており、販売にもつながっている。 ・最近売上が伸びているフルーツビネガーでは、一本試飲用に使い切ることでスタッフの方も飲みやすさを実感され12本追加・18本追加の薬局様が増えています。中には、12本まとめ買いの患者様も。 ・初めて試飲を実施された薬局様では(フルーツビネガーと黒豆茶)、60名の患者様が大変喜ばれ、販売にも。 ・アミノ高麗紅参液を定期的に1本試飲用で使用され、毎月12本販売。試飲されたスタッフの方も購入。 ・調剤待ちの患者さんの前のテーブルに黒豆茶の試飲を用意され、毎月24~36個販売。 今年も異常に暑い夏。来局される患者様の多くが、何かしら潜在的な欲求をお持ちです。昔ながらの相談薬局さんが減っている中で、試飲によるコミュニケーションは喜ばれますし、物販売上にも繋がります。
3つめは、先月の中日新聞の「加齢性難聴に補聴器を」記事より★年齢を重ねるごとに徐々に聞こえが悪くなるのが加齢性難聴。放置すると、コミュニケーション能力の低下、認知症、うつ病リスクなどが上昇する。 ★先週国の中で、日本は中国に次いで補聴器の普及率が低い現実。 ★難聴は「ほほ笑みの病い」とも言われる。聞き取るのが面倒臭くなり、笑って会話をやり過ごす人が多いから。 ★補聴器を購入して使えばすぐ聞こえが良くなるものではなく、調整・アフターフォローを繰り返していくことが不可欠。 弊社が補聴器事業を始めて13年。薬局様に「聞こえの専門相談員」を派遣し【聞こえの相談会】での丁寧な検査と、聞こえの改善を通じてのオーダー補聴器のご購入は6,500台近くになりました。
代表取締役 天 野 晃 治 |