医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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今月のトピックス

令和7年11月1日付

  • 投稿日:2025年11月 1日

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 こんにちは。今年も残すところ早や2ヶ月。10月も半ばまで暖かい日が続きましたが、下旬から肌寒くなり体調を崩す人が増えてきました。短い秋の間に、しっかり冬への用意・準備をしておかないといけませんね。                                                            食欲の秋、読書・芸術の秋、スポーツの秋ですが、「疲れない人の上手な食べ方(青春新書)」によれば、早食いはすぐにやめてもらいたい悪い習慣。耳が痛いですが、食後にだるくなったり、昼食後に眠くなったりするのは糖質の摂り過ぎによる〝糖質疲労″の可能性があり、糖尿病を引き起こすことにもなりかねない。また栄養バランスに注意しているのに疲れる人のケースでは、食事がパターン化して摂取する栄養素が偏ってしまう共通点があるとのこと。

さて、先月開催された第58回日本薬剤師会学術大会(京都)では、弊社ブースに大変多くの先生方にお立ち寄りいただき、熱心に耳を傾けていただき、誠に有難うございました。初日の午前中には、愛知県薬剤師会のOTC研修会で講師をお願いした鈴木伸悟先生にもお手伝いいただきました。

 

令和7年の11ヶ月め。今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。

1つめは、「選択の時代の差別化」について

★市場にモノやサービスがあふれ、物価高も加わり、消費者の選択の目が厳しくなっています。

★また、消費者の消費行動は、ますます多様化しており、「差別化」から一歩進んだ「個別化(顧客一人一人のニーズにきめ細かく対応していく)」の考え方が重要に。

★他社・他店との差別化が大切ですが、その前提は、目の前の【顧客の満足度アップ(買物を楽しんでもらう・楽しく消費してもらう)】という視点。

★「価格訴求」には限界がありますし、商品・サービスの「機能的価値」だけで差別化を図るのも大変。また均一的な対応・サービスに飽き足らないマインドもあり、そこで意識したいのが【感情的価値、感情的満足】。

 2つめは、日本薬剤師会学術大会(京都)での物販・OTCの話より

◆「セルフメディケーション」「健康支援・健康サポート薬局」の口頭発表では、OTC医薬品販売の現状は、OTC48薬効では「解熱鎮痛薬、風邪薬、目薬は売れているが全く売れないものも」「販売数自体が少ない」「悩んでいる」の話が。

◆愛知県薬剤師会においても同様な傾向ではありますが、まずは決まったこと(48薬効)にきっちり取り組んでいくことが大切(陳列・備蓄で止まらずに)だと思いますし、「そこを見られている」との指摘もあります。

◆売れる(需要がある)解熱鎮痛薬・風邪薬・目薬などは1アイテム・1個だけ置いておくのではなく、数アイテム・数個ずつ陳列しておくと売れやすいですし、売り分けが出来、患者さんにも喜ばれます。

◆物販商品が売れていますと、患者さんとの会話がしやすく、OTC薬も売れやすくなります。

ご承知の様に、自民と維新の急転直下の連立合意で高市内閣が発足しましたが、2党が合意した「OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直し」に向けた議論や緊急避妊薬のスイッチOTC化など、これからのスイッチOTC化の流れを見据えて、今のうちに調剤薬局においてもOTC薬相談を自然にやれる様にしていく・販売していくことが大切だと思います。

 3つめは、冬に向けた店頭演出・山積み陳列

★【季節変わりの店頭演出・店頭陳列】はどんな業種店においても重要です。...食品スーパーでしたら「暖かい鍋関連商品コーナー」「暖かいおでん関連」「体を温めてくれるシチュー関連」などで五感に訴える陳列は、買う気・食べる気をそそります。【試食】をやっているとついつい手が伸びます。

★そうした目に見える演出・試食が、「急に寒くなったから今日は鍋にしよう」「このレシピ、1回やってみよう」「これ美味しいね」「週末はみんな帰ってくるので買っておこう」などに繋がります。

★調剤薬局の物販においても、秋冬に向けて【目に留まる店頭陳列・演出】が大切です。

 ・ロングセラーの体を芯から温める入浴剤「オンセンス」と、美肌・保湿を目的とした新製品「潤いの湯」の【山積み】

 ・国産有機生姜「しょうが湯」の山積み陳列で、新規購入・まとめ買いが増えます。

 ・「しっとり」「水に強い」「無臭」で好評の「ハンドクリーム・ビアンセ」は、店頭・投薬カウンターでスパチュラを使っての【試塗り】を勧めている薬局様では販売個数が跳ね上がっています。

                               代表取締役 天 野 晃 治

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