医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

TEL:052-951-2340 FAX:052-951-7954メールフォームでのお問い合わせ

menu

今月のトピックス

平成30年1月4日付

  • 投稿日:2018年1月 4日

1月.png  新たな年、平成30年を迎えました。本年も何卒宜しくお願い致します。
この冬は予報通り厳しい寒さとなっていますので、店頭から「冷え症対策」「温め対策」「かぜ対策」「乾燥肌対策」をしっかり発信していきましょう。インフルエンザも流行期に入り、ノロウイルスによる感染性胃腸炎も増え始めています。
  さて、先月18日に平成30年度の診療報酬改定が決着しました。...①調剤報酬改定が+0.19%、②薬価改定▲1.65%、③前回改定に引き続いての大型門前薬局に対する評価の適正化措置...で、実質マイナス改定。安倍内閣による政治的決着もあり、厳しい予想よりかなり軽めの改定で済みましたが、これは始まりに過ぎません(すぐに2年後の改定がやってきます)。3年後・5年後を見据えて、やるべきことを一つ一つやっていきましょう!

 

  2018年スタート月の今月も『モノでなく、お客さん目線で考える!』という視点から3つシェアしたいと思います。


 1つめは、「5年後・10年後の未来予測」

  • 市場飽和と言われながらも、多くの市場を取り込んで成長を続け5万5千件を超えたコンビニ業界が、既存店売上が6ヶ月連続前年割れ・既存店客数が20ヶ月連続減少というかつてない転換期をむかえているとのこと。
  • 店舗過剰とドラッグチェーンとの競合が激しさを増しているのが原因。ファミリーマートがコインランドリーに参入との発表がありましたが、これも集客のテコ入れ策と言えます。
  • ゆるやかな人口減少社会に入った日本において、【客数】と【客単価】に加え【リピート利用】が大きな要素に。


これからの超高齢社会は、生活圏においてコンビニみたいな小型店であって、①身近な存在であって、②困りごと・不安ごとを和らげ解消してくれて、③会話を楽しみ、孤独感を癒してもくれるコミュニティ的な場所(お店)が、繰り返し利用いただける薬局・調剤薬局の在り方になっていく様に思います。

  

 

 2つめは、「弱者の戦略としてのランチェスター法則」

  • 「強者の戦略」と言われる一方で、「弱者の戦略」とも言われる【ランチェスターの法則】。中小・零細企業や個人店のわれわれ「弱者」の立場で具体的に活用すると、重要なポイントは以下の2つになります。
    • 一つは、【目標を一つに絞る】こと。...強みを生かせる様に目標を一つに絞って活動し、「小規模1位」「ある分野で1位」「地域で1位」を獲得していく。
    • もう一つは、【接近主義】。...お客さまに接する機会を増やして、お客さまとの距離感を縮めていくこと。
  • お客さまの立場からすると、専門の話や相談ができ、しかも仕事以外の趣味や家族などパーソナル(個人)の話をしてくれる(開示してくれる)スタッフさん・店主・主人がいるお店には、当然ながら心を開きますし、距離感が縮まります。そして、信頼感・親近感がわいて何度も通う様になります。

【地域での認知度№1】【お客さま・患者さまのマインドシェア№1】を目指していきましょう!

 

 

 3つめは、「購入にいたる購買心理」

  • 「売上(購買)=どれだけ伝えられたか!」と言われますが、人が商品やサービスを買うまでの購買心理の働きは、①知らない(無関心)⇒②知る・気づく⇒③興味・関心を持つ⇒④聞く・触る・試してみる⇒⑤購入。
  • 価値(魅力、必要性、実績など)をしっかり伝えられれば、興味をもってもらえる確率も上がり、購入率も高まります。その最初のファーストコンタクトで力を発揮するのがPOPの文章や陳列展開。
  • 弊社№1の【リンクルクリーム】や女性薬剤師の先生方やスタッフの皆様にも人気の【ビアンセハンドクリーム】では、POP付き陳列箱をレジ横や、調剤窓口、お任せ什器に並べてアピールしています。

最後に先月、【ビアンセハンドクリーム】での"イイ話"を3つご紹介します。

  • 投薬口の陳列を見て興味がありそうに眺めている患者さんにテスター使用をお勧めしたところ、3ヶ月で58個ご発注。
  • 1人の患者さんがテスターで試し、居合わせた2名の方に「これイイわよ~」とPRいただけ、3名で4個購入された。
  • 個人の薬局さまで懇意なお客さんが「忙しい先生の代わりにみんなに説明してあげる!」と20個購入のビックリ例。

 

代表取締役 天野 晃治

年別アーカイブ